一途に好きなら死ぬって言うな 一途に好きなら死ぬって言うな [完結][全年齢][青春] 幽霊も予知も過去もぜんぶ、今に繋がっている。 小学生の頃出会った女の子は、後に幽霊として語られるようになった。 兎ヶ丘小学校の飼育小屋には幽霊がいる。その噂話が広まるにつれ、鬼塚香澄は人を信じなくなっていた。 高校二年生の九月。香澄は、不思議な雰囲気を持つ男子生徒の鷺山と出会う。二人は神社境内の奥で転び、不思議な場所に辿り着く。 それはまもなく彼らにやってくる未来の日。お祭りで事件に巻き込まれて死ぬのはどちらかと選択を迫られる。 迷わず自分が死ぬと告げた鷺山。真意を問えば「香澄さんが好きだから」と突然の告白が返ってきた。 超マイペースの変人な鷺山を追いかけ、香澄はある事実に辿り着く。 兎ヶ丘町を舞台にはじまる十六日間。 すべてのものが繋がる最終日、二人が辿りついた未来とは。 【ノベマ!】 投稿ナビゲーション NOVELDAYSの青い鳥恋ステコンテストで優秀賞を頂きましたアルファポリス 第3回ライト文芸大賞で青春賞を頂きました