短編小説リスト

完結

・ホット・プリンセス

エブリスタ】(完結/年齢制限なし/青春・恋愛)
この手は熱くて、知られたくない欠点があるのに。私の好きな人は手を触りたがる。
主人公、色田の手は普通の人よりも温かい。だが汗をかきやすいという欠点があった。
好きな人と想いが通じても手を繋ぐのだと思うと怖くなる。
そんな色田は隣の席にいる真崎のことが好きだった。しかし真崎は、色田の手をやたらと触りたがっていて――

 

・ファムファタルに成る

エブリスタ】(完結/年齢制限なし/青春・恋愛・暗め)
理想の男は昔いじめた男。空虚な女子高生は魔性に触れる。
生澤は毎週図書館にやってくる。ギャルと坊主男子の変な組み合わせを繋ぐのは、いやがらせをしたという過去だった。
だが理想の男と聞いて浮かぶのは生澤の姿。顔を合わすたびに過去の話ばかりする二人だったが、主人公が援助交際の話を持ち掛けられたことにより、関係は変わっていく。

 

・セルフィッシュ、リグレット

エブリスタ】(完結/年齢制限なし/青春・暗め)
飛田は親に捨てられた。その悲劇に近づくたび、わたしは特別なものになった気がした
『優等生』のわたしは、毎日に飽きていて『特別なもの』に飢えていた。
そこで、親に捨てられて居場所を失い、食に飢えていた飛田と出会う。飛田の悲惨な状況に手を差し伸べる。それだけで、わたしは特別に近づいた気がしていた。

 

・ぜろ記念日ラブオール

エブリスタ】(完結/年齢制限なし/恋愛・学生)
「尊い。可愛すぎてしんどい」挨拶すら許されず、両片思いの彼は今日も私に悶えている
古海怜奈こと私は、クラスメイトの空野くんと両片思い。でもまともに話したことは一度もない。今日も聞こえてくる空野くんの「古海さん尊い」の声。授業や昼食、事あるごとに空野くんは悶えている。爽やかで恰好いい男の子なのに……ちょっと残念系?そんな私たちが一歩進んだ日のお話。

 

・リイルレイラの薫香

エブリスタ】(完結/年齢制限なし/SF)
妹の体から絞り出した香水を身につける。それは運命の相手だけに視えるスカイブルー
人はオーラと呼ばれる光を持つ。本来は茶色をしているそれが、最高の相性を持つ運命の相手のみきらきら輝くスカイブルーに視えるらしい。
妹のレイラは若くして運命のスカイブルーに出会っていた。
妹が心血を注いで開発したオーラ抽出装置。妹の体から絞り出された香水。その芳しい香りが、リイルとロイを狂わせていく。

 

・独占欲ファーストバイト

エブリスタ】(完結/年齢制限なし/恋愛・学生)
彼氏なんていらないのに。ファーストバイトと呟いて、あんたが甘いキスをした
「だってあの場にケーキがなかったから」彼氏なんて必要ない。誰とでも自由に遊んで、楽しく過ごせればいい。奔放な性格から『遊び女王』と呼ばれるイチ。彼氏は必要ないと主張するが、『遊び王』と呼ばれるニコから突然キスをされる。キスの直前に聞いた「ファーストバイト」の意味とは。くちびるの甘い疼きがイチを狂わせる。

 

・二文字、夏に忘れ夏に投げ

エブリスタ】(完結/年齢制限なし/恋愛・学生)
あの夏に忘れてきたものがある。一文字ずつのもどかしいキャッチボール
卒業式の日、好きな男の子に呼び出された。私たちの共通点は野球で、私たちを繋がなかったのも野球。夏の結果が少しでも違っていたのなら、私たちの関係も違っていたのかもしれない。勇気が出なくて不器用な私たちが気持ちを伝える方法は……

 

・三流よ、雨が薄まれば

エブリスタ】(完結/年齢制限なし/恋愛・学生)
「誰かと喋れば失恋が薄まる」失恋知らずを自称するちょっと不良な先輩はそう言った。
「誰かと喋っていたら、失恋の辛さが薄まるかもよ?」大好きだった彼から別れを告げられた日、ちょっと不良で派手な幌崎先輩と出会った。同じ日に恋人と別れた失恋仲間のはずが、幌崎先輩の恋愛観は変わっていて、失恋を知らないらしい。一途になったことのない三流以下の男なんて嫌い。

 

・4駅離れた、4歳年上。

エブリスタ】(完結/年齢制限なし/恋愛・学生)
天然で、変わり者で、放っておけない先輩。知れば知るほど目が離せなくなる
初めてのアルバイト。私の教育係は四歳年上の変な先輩。勤務中はしっかり者だけどそれ以外はだめだめで、仕事が終わったら私がお世話をしている。でも知れば知るほど先輩から目が離せなくて……

 

・氷海鳴き

エブリスタ】(完結/年齢制限なし/ヒューマンドラマ)
祖母にとって流氷は浮気者だ。従兄と接するうち、私はその理由に近づいていく。
オホーツク海に面した流氷のまち。おじさんが撮影した流氷は素晴らしいものだった。観光ポスターに採用された写真だったが、祖母は流氷を『浮気者』と嫌った。幼い私は従兄と共に成長するうちに、流氷が浮気者である理由に近づいていく。
(※改稿後。新Verです)

 

・1950の一瞬

エブリスタ】(完結/年齢制限なし/ヒューマンドラマ)
一瞬で変わっていく1950。男たちを乗せて走り出す車。目的は強盗殺人。
黒と白の壁に阻まれて夢を失った男は、強盗計画を立てた。それはふわふわとしたマシュマロのように頼りない計画。行き先はないけれど強盗をする。そんな男たちを乗せた車がオークランドより走りだす。(この物語はフィクションです)

 

・5回までオトコノコ

エブリスタ】(完結/年齢制限なし/恋愛・学生)
弟みたいだと思っていたのに。五回目の告白で気持ちに気づいたけれど遅かった?
「オレ、欲しいものを手に入れようと企んじゃうほど、男になっちゃったんだよね」2歳年下の幼馴染、陸(りく)から告白を受けた美空(みそら)。同じ高校に通い、毎日一緒に登校する二人。陸のことを弟のような存在と思っていた美空は、五回目の告白を受けてようやく意識しはじめる。だがそこで聞いたのは、告白終了宣言。「好きって言うのは五回まで。もう言わないよ」

 

・花と勲章

エブリスタ】(完結/年齢制限なし/ヒューマンドラマ)
おばあちゃんに選んでもらってはじまった、私と花ちゃんの同居。
花ちゃんが二歳の時。私を選んでくれたのはおばあちゃんだった。花ちゃんには大好きなお母さんがいる。じゃあ私のお母さんは誰なのだろう。

 

・氷海鳴き(旧)

エブリスタ】(完結/年齢制限なし/ヒューマンドラマ)
流氷がやってきて取り戻す。喪失感は氷のように冷たい。
オホーツク海に面した流氷のまち。空と海の青は、遠く白線のように見える流氷に切り分けられて混じり合うことはない。厳冬期、流氷が訪れている時だけ思い出すのだ。その時だけは混ざりあっていたのだろう、私と潤ちゃんの時間。冬に育てられ奪っていったもの。
(※こちらは旧Verです)

 

・ひきこもるプラネットに贈る

エブリスタ】(完結/年齢制限なし/SF)
次こそ悲しみのない星へ。消えゆく魂たちが贈る希望のことば。
他惑星からの攻撃を受けて、絶望に包まれた星。JP地区のタワーで目が覚めた『きみ』は、先輩のサカナシと共に最後の仕事を進めていく。それは、まもなく消える魂たちが綴る希望の言葉。

 

・ジェラシースワン

エブリスタ】(完結/年齢制限なし/青春・友情)
嫉妬は栄養。先輩が私を白鳥にした。それは歪んで、美しい。
先輩と、わたし。放課後の美術室で会うたびに、わたしの体に羽根が生まれる。この羽根は嫉妬の塊。みにくいわたしが美しい先輩を妬んだ証。その美しさを手に入れた時、わたしはどうするのだろう。

 

・セピアングレイの待ち人

エブリスタ】(完結/年齢制限なし/人間ドラマ)
祖父は亡くなり、待ち人は消えてしまった。
祖父の遺品整理で見つけたアルバムから出てきたのは、小汚い紙だった。元は写真だったのだと祖母が言う。「連れてったんだ。長いこと、待ちぼうけ食らったもの」ここに映っていたのは祖父の、不幸だ。

 

・身捨様の魚

エブリスタ】(完結/年齢制限なし/人間ドラマ)
きっと身捨様が、別れを引き受けるでしょう
その島に住む者は、この海に身捨様がいると信じている。後悔、痛み、自己嫌悪……負の感情を身捨様に託して明日への希望を繋いだ。全てのものを引き受けて還す海、身捨様の海。これはその海に住む一匹の魚が見た、双子の物語。

 

・がっきゅうぶんこの老人とはんぶんこの悪魔

エブリスタ】(完結/年齢制限なし/恋愛・ラブコメ)
俺のエビフライとステーキは奪われた
「口に指を入れて左右に広げ『がっきゅうぶんこ』と喋る」くだらない特技を身につけたそこそこ普通の男は、はんぶんこの女と出会ってしまった。エビフライからステーキ、プリン。時々、布団も。ちょっとだけ不思議な力が、ちょっとだけ二人の人生を変える。

 

・ダンザライト

エブリスタ】(完結/年齢制限なし/SF)
濃紺のブランケットに包まれて、星を知る
老人の世話をするためにやってきたダンザライト。アイオノイドであるダンザライトは、老人の思い出に触れる。そして、夜を、星空を知りたいと願った。

 

・母親リセット

エブリスタ】(完結/年齢制限なし/ホラー・オカルト)
僕の誕生日にお母さんはリセットする
大学生になったシンタは、幼き頃に別れた母親を視た。少し変わった、豹変する母親。愛されていたのかという悩みを抱えるシンタに誕生日が近づいていた。

 

・子供/ロープ/大人

エブリスタ】(完結/年齢制限なし/青春・友情)
子供でも大人でもない不安定な僕たちは、簡単に揺さぶられてしまうから。
子供と大人の境目。それは細いロープで遮られ、ささいな風でも揺れてしまう。僕たちは不安定なロープの上に立って、大人の世界に飛び込む勇気を探しているのだ。境目の僕と、落ちてしまった女の子、それから落ちてしまいそうな君のお話。

 

・5000ドルの桜

エブリスタ】(完結/年齢制限なし/青春・友情)
5000ドルで、私の将来が決まるのです
もしも生まれた国が違っていたのなら、結ばれることができていたのでしょうか。私はあの数日間に夢を抱き、楽園に近づき、現実を知ったのです。舞い散る桜の向こうで、15歳の私が踊っていました。

 

・北国シイタケさんの死による宿題

エブリスタ】(完結/年齢制限なし/青春・友情)
青春は後悔の味がする。誰も救われない、シイタケさんが残した宿題
人生、常に救いがあるとは限らない。あの日の僕は不幸のまま終わることを知った。あの日の僕は残されたものに与えられる悲しみを知った。あの日の僕は全てを断ち切り救う、力強い者の名を知った。僕はどうしていたらシイタケさんを救えたのだろう。